ごあいさつ

一般社団法人
日本スポーツ用品工業協会
会長 尾山 基

 近年、日本や世界は色々な変化に直面しており、1.災害や気候変動への対応、2.地政学リスクの増大、3.国際秩序の先行き不透明感、4.人間のモラルの変化、5.世界的ファッション、流行の変化、6.日本国内では少子高齢化社会への課題などが挙げられます。

 このような中、2025年大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」の下、健康寿命の延伸と近未来技術の展示が行われました。健康寿命の延伸には運動、スポーツをすることが重要であり、運動器具、IOT等の技術、運動プログラムなどもこれに含まれます。スポーツ産業にとっても、今後、新技術の開発や、ファッションにも対応し、お客様にその価値・素晴らしさを製品としてお伝えしていくことを今回のレガシーとして受け止めております。

 最近の製品開発では、軽量素材や通気性、スマート機能など機能性の高度化、産学連携による技術革新や新素材の開発、世界的な少子化・人口減を背景にした国内の学校及び競技向け市場の縮小などの課題に直面しております。
 我々スポーツ用品業界は、このようなビジネス環境の変化に敏感に対応する中でも、1億2千万人の国内市場の成長や、人口が増加しているアジア地域の開拓などを含め、引き続き業界の発展のために注力してまいります

 一般社団法人日本スポーツ用品工業協会の会員企業は、広くスポーツに関わる製品の品質向上や安全性の確保を通じて、すべての方々が安心し、快適にスポーツに親しんでいただけるようにスポーツ用品・用具の正しい使用方法など様々な情報を提供に努め、加えて、スポーツ用品・用具を一般消費者がご購入いただきやすくするため、商品の生産や輸出入、流通などの効率の改善を図っております。

 当協会は、スポーツ用品の製造に関わる団体として、会員同士はもちろん他の団体とも手を携えて、会員企業を支援するための事業活動に加え、会員強化による消費者や環境保護のための法規制の周知、会員企業の社会的責任の遵守など業界の信頼性向上、発展にこれからも努めてまいります。